△塗り替えられ、最後の花道を飾った。
1964(昭和39)年に国鉄が開発した、新幹線電車です。日本初どころか世界初の高速鉄道用の車両として、鉄道車両史上の名車となっています。また、国際的な知名度も高くイギリスの国立鉄道博物館にも収蔵されるなど、高い人気をうかがわせています。
本形式の基本番台。東海道新幹線開業とともに投入された。一般的によく知られている0系は小窓車だが、0番台のみ大窓である。
0系は世界初の高速鉄道車両だが、使われている技術はそれまで蓄積したものを活用したため、新しい技術はあまり使われていない。このことが冗長性や保守性を高める要因となり、膨大な量数が製造されたり、開業以来技術的事故が皆無という「新幹線神話」を築き上げた。
△団子鼻の形状が微妙に違う0番台。
鼻の後ろが透けて光っているのは故障とかではなく、開業当初はぼんやり光っていたことの再現だと思われる。
製造されてから余り経っていない1000番台と2000番台をJR西日本がリニューアル改造した形式。シート幅の拡大やオール2列化などを行っているが、1000番台からの改造車はシートと窓の位置がずれてしまっている。
2008(平成20)年に引退したとき、最後まで残っていた形式でもある。
△個人的にはヘッドライトが縦2列でつぶらな瞳の方が好きなので、
このアングルではあまり撮っていない。