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山中渓にて

△桜舞う山中渓を行く、283系「オーシャンアロー」

 283系は、JR西日本が1996(平成8)年に製造した直流特急型電車である。南紀方面へは従来、381系が使用されていたが、高速道路網などの整備に伴う競争力強化のために投入された。愛称は「オーシャンアロー」で、2012(平成24)年までは、この車両が使われる特急の名前でもあった。2012年以降は「くろしお」で使用されている。
 JR西日本では初の振り子式特急電車で、当初は「海と太陽が大好きな電車」なるキャッチフレーズも用いられた。(YouTubeなどで当時のCMを見ることができる)


 イルカをイメージした複雑な先頭形状を持つグリーン車が特徴で、新宮方に連結しているのが2編成、京都方に連結しているのが1編成存在する。貫通型先頭車は、付属編成同士の併結の際には幌を使用し、通り抜けができるようになっているが、基本+付属編成での併結時は幌は収納されており、通り抜けできない。

御坊駅にて

△貫通型先頭車。幌は収納されている。

△車体側面のロゴマーク