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ホシD16/須磨-塩屋間ホシD11/道場-三田間

△強烈なブラックフェイスが特徴である。

 JR西日本が2005(平成17)年に投入した通勤電車である。特筆できることとして、動力車の台車の一方を付随台車とする0.5M方式を採用したことがあり、以降のJR西日本の車両(225系や287系)でこの方式が踏襲されている。また、JR西日本車では初めて車内に旅客案内用液晶ディスプレイが設置された。

 また、207系と同じく、JR東西線を走行するため、ダブルパンタとなっているほか、ワイドボディとなっている点も踏襲している。一方で、7両固定編成であり、他編成との恒常的な併結は行わないため、電気連結器は装備していない。

 運用はJR琵琶湖線、京都線、神戸線の他、福知山線や学研都市線、JR東西線、湖西線など広範囲であるため、JR西日本の他系列同様、種別幕のアンダーラインで走行線区を表現している。

 

 車両のバリエーション自体は少ないため、趣味的な面白さはあまりないかもしれないが、営業最高速度は120km/h(設計最高速度は130km/h)、歯車比は223系と同じ1:6.53とかなりの高性能を誇るなどの意外な(?)一面もある。

 

ホシD6/岸辺駅にてホシD34/甲南山手駅