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△東京駅で並んだ、東北新幹線用の1000番台と、北陸新幹線用の0番台。

 

 E2系は、JR東日本の新幹線車両で、1997(平成9)年にデビューした。製造当初より、JR東日本の標準型新幹線車両に位置付けられており、現在では秋田、山形新幹線を除く、東北、北陸、上越各新幹線で運用されている。
 特徴として、N編成(0番台)は北陸新幹線軽井沢-佐久平間の、電源周波数の車上切り替えに対応していることが挙げられる。2015年1月時点で、この機能に対応しているのはE2系とE7系のみである。
 方向幕はLED式のものを搭載するが、一部の車両はフルカラーLED式のものが採用されている。最高速度は、東北新幹線内での275km/hだが、設計最高速度は315km/hを誇る。


●0番台(N編成)


△長野新幹線用として投入された。赤い帯が特徴。

 長野新幹線開業時に投入されたグループ。1000番台とはロゴマークや帯色が異なる他、ひし形パンタグラフと巨大なパンタグラフカバーが特徴である。


△0番台のロゴマーク


●1000番台(J編成)

鉄道博物館よりJ62/大宮駅
△JR東日本の主力新幹線として活躍するE2系1000番台

 東北新幹線用のグループであり、現在では上越新幹線でも運用されている。0番台とは、帯色がつつじ色になったほか、シングルアーム式パンタグラフの採用や、側窓が座席2列分に拡大されているなどの差異が見られる。また、東北新幹線での運用が主であるため、0番台には搭載されている周波数切り替え装置は省略されている。


△1000番台のロゴマーク