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6013F:関目駅

△6000系の特徴でもある、出町柳側先頭車のダブルパンタと傾斜したカオ。

 京阪電鉄が1983(昭和58)年に、京阪本線の直流1500Vへの昇圧に対応できない車両を置き換えるために製造した車両である。正面2枚窓にすっきりとした側面など、従来の京阪電車のスタイルからは完全に脱却し、「もはや車体色のみが京阪車であることを物語っている」とまで言われた。なお、その甲斐あってか、翌、1984年に京阪電鉄初のローレル賞を受賞している。

 

 また、6014Fの出町柳寄りの3両は、VVVFインバータ制御の長期試験車となり、各種試験に供され、京阪7000系のデータに反映されたものの、のちに6014Fの出町柳寄り3両は7000系に編入された。(その代替として、7000系ベースで性能を6000系にデチューンした車両が3両製造されている)