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△京阪線を爆走する8000系。

 京阪8000系は、1989(平成元)年に登場した、京阪電鉄の特急専用車両である。鴨東線が三条から出町柳までに開業した際に、特急の増加分のみの増備となる予定だった。しかし、いざ新車が投入されてみると、乗客がわざわざ新車が来るまで待っているという、まさかな現象が発生したため、急遽、特急車両を全車置き換えることになった、という、波乱の車両である。1995(平成7)年からは2階建て車両を組み込んでいる。

 2扉転換クロスシートで、料金不要の列車に使われる車両としてはおそらくトップクラスにハイグレードな車両である。
 2008(平成20)年からは塗装変更・リニューアルが行われ、2012(平成24)年にはリニューアルを完了した。これを以って、京阪電車のテレビカーは終焉を迎えている。