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●路線概要

 淀川本線のうち、関西学院前駅から分岐し、六甲山地北側を通り木見駅までを結ぶルートです。総延長は関西学院前駅から木見駅までの30.1kmで、全線複線電化となっています(上の地図は関西学院前駅から三木駅までで距離を計算)。2005年1月20日に、関西学院前駅から加古川駅までの淀川線延伸によって開業しました。実は、淀川本線関西学院前-神戸-木見の「神戸ルート」よりも歴史は古く、実際「神戸ルート」が2009年4月に開業するまでは複々線かつ新快速、快速、特急、貨物列車など、多彩な列車がこの「六甲ルート」を通過していました。
 関西学院前駅から有馬駅までは、六甲山地を一気に駆け上がる急勾配区間「有馬越え」があり、抑速ブレーキ未装備車は通過することができないため、そのような列車は全て関西学院前駅で折り返していました。

 

●運行形態

 神戸ルートが開業するまでは淀川本線の本線の一部として多種多様な列車が運転されていましたが、開業後はほぼ完全にローカル線に転じ、ほとんど普通列車のみの運転となっています。また、朝夕には淀川本線草津駅から加古川駅までの全線を走破する「区間快速」や、ごくごくわずかながら快速列車も運転されています。
 また、休日には唐松駅-三木駅間でEF58と旧型客車による臨時快速「有馬」号が運転されており、ほぼ完全なる通勤・近郊路線である淀川本線の本体部分とは少し違った顔を見せる路線です。

 



●使用車種

 本区間の使用車種は以下の通りですが、ほとんど全て国鉄型による運転となっています。

 ・113系(抑速ブレーキ取りつけ改造車に限る)

 ・115系

 ・117系
 ・EF58(臨時快速「有馬」)
 ・旧型客車(臨時快速「有馬」)