△長野地区では115系を置き換えんと大量増殖中。
JR東日本が1995(平成6)年に投入した直流近郊型電車で、最高速度は110km/h。もともとは新潟・長野地区で使われていた165系や169系などの急行型電車を置き換えるために投入された。209系をベースとし、急行型を運用したことによって問題となっていた混雑への対策として、3扉ロングシートが基本である。また、柔軟に編成が組めるようにクモハ-クハの2両編成としている。
新潟地区に投入されたグループで、115系2代目新潟色に似た深緑と黄緑の帯を巻く。下枠交差式パンタと、完全なロングシートが特徴で、ヘッドライトは角灯2灯である。
△ワンマン運転にも対応している。
長野地区に投入されたグループで、0番台からは若干仕様が変更されている。まず、外観上の特徴として、ヘッドライトが701系リスペクトな丸型2灯となったほか、帯色も水色と緑色となっている。また、北アルプスを眺めることができるように、西側の座席がクロスシート、東側の座席がロングシートとなっている。大糸線の電化区間全線という長距離を走る車両にも関わらず、ロングシートの客からはジロジロ見られるため、車内で弁当が食べづらい仕様となっている。
0番台とは違い、シングルアーム式パンタを搭載し、クハの先頭寄りに霜取りパンタが増設されている車両もある。
△霜取りパンタが増設されているE127系100番台。